2022年12月01日

原田泰治が愛した喫茶店 Joie (ジョア)

来年のカレンダーをお届けに 久しぶりに 原田泰治が愛した喫茶店Joie (ジョア)
へ行ってきました。

以前は上諏訪駅周辺に有り 若い時から通っていた喫茶店です。

移転する前までは毎週金曜日 散髪の帰りに必ず寄って
タクシーの運転者さん 歯医者の先生など、若い頃からの仲間達がいつも集まっており
珈琲を飲みながら会話を楽しんでいました。

[芸術家・原田泰治] ではなく [たいちゃん] として気取らずに自然体でいられる数少ない場所でした。
現在は移転して自家焙煎の豆を販売しています。

とても小さな看板が出ています。
もちろんロゴマークは原田泰治のデザインです。

以前と変わらない 赤いドアです。

ミニ看板_.jpg 玄関引き_.jpg

自家焙煎珈琲のお店なので、中に入ると まずは焙煎機です。
よく見ると焙煎機の横に原田泰治美術館のチラシが貼ってあります。

焙煎機_.jpg

珈琲が並んだ棚 その上に原田泰治の絵が飾ってあります。

コーヒー棚_.jpg

その中でいつも好んで飲んでいたのが このロイヤルブレンドです。

コーヒーラベル3_.jpg ラベル2_.jpg

今でもマスターが配達して下さり 原田家で飲むコーヒーもこのロイヤルブレンドです。

マスターが昨日完成したばかりだという四季のブレンド[冬]を入れてくださいました。

マスター_.jpg冬ブレンド_.jpg

最近は長野県に移住して来た人達などがネットで調べて  結構訪ねて来るなどのお話を聞いていると 
早速 11月に移住して来ましたというお客様がいらっしゃいました。

私もちょうどコーヒーが切れていたので 冬ブレンドと、ロイヤルブレンドを購入し
また来年もカレンダーを使っていただけるようお願いし 店を出ました。

コーヒー_.jpg カレンダー_.jpg

諏訪旅行 原田泰治美術館にお寄りの際には少し足をのばし
原田泰治が愛した珈琲を訪ねてみてはいかがでしょうか。

自家焙煎珈琲Joie (ジョア)

住所   長野県茅野市ちの1750−1
電話   0266-72-8091
ウエブサイト  http://www.coffee-ten-joa.com

参考価格 ・ ロイヤルブレンド100g / 480円(税込)
場所が少し分かりづらいので ウエブサイト内 ACCESS をご確認の上ご来店ください。

ご興味のある方は 送料は別途かかりますが 発送対応も出来るそうですので
一度 お店の方にお問い合わせください。

◆原田泰治公式ウエブサイト https://taiziharada.jp
◆原田泰治ネットショップ https://taichan80.stores.jp




















タグ:原田泰治
posted by 原田泰治 at 14:08| 日記

2022年11月18日

お宝発見日記

[ためし書き] という箱が出てきました。

ためし書き.JPG

私は初めて開ける箱です
何が入っているのか 気になり 中を見てみました。

色々.JPG

たくさんの原田泰治の筆字が出てきました。
ためし書き  ですので[泰治] のサインがないのがちょっと残念ですが
色々入っています。

一本の道.JPG

講演会の案内のデザインに使われたのでしょうか?
講演会のタイトル [一本の道] が書かれています。

詩.JPG

このくらいの字の太さで力強く書かれた [詩]
使用している筆の感じから、晩年ではなく 少し前に書かれた物と分かります。

夢のせて.JPG

2000年の辰年に書かれた色紙も入っていました。
ごく親しい方達に送られたものです。
ですので この色紙たちは、おそらく20年前、前後あたりに書かれた色紙達の様です。

辰年の色紙以外は何かの印刷物や 出版された書籍等に使われる為に書かれた文字だと思われます。

いつかの機会に 皆さまにも 
この様な筆字なども見ていただく機会が作れたらと思います。

[ためし書き] の箱でした。

ためし書き.JPG

◆原田泰治公式ウェブサイト https://taiziharada.jp
◆原田泰治ネットショップ https://taichan80.stores.jp







posted by 原田泰治 at 16:16| 日記

2022年10月28日

青梅市立美術館 会場と展示風景

現在 青梅市立美術館にて  ”ふる里の心を描き続けて55年[原田泰治の世界]展”
が開催されています。

看板.jpg

展示最中の写真の為 まだライティングが完成していないので少し写真が暗いですが
展示風景と内容について少しご紹介します。

まずは 絵本[とうちゃんのトンネル]の原画と
書籍[原田泰治が描く  日本の歌百選]のために
デザイン的に描かれた[切り抜き重ね絵]の展示から始まります。

絵本2.jpg

ここから原田泰治の絵の世界を巡って行きます。

次は原田泰治の描く [信州] そして[海外]を描いた作品 大型作品へと移っていきます。

信州世界.jpg

二つの展示室を使って開催されていますが 最初の展示室中央には
原田泰治の主な歴史の年表や取材風景など資料的な展示パネルがあります。

年表.jpg ドキュメントパネル.jpg

次は2番目の展示室です。
ここから"原田泰治が描く 日本47都道府県" の展示が始まります。

真ん中.jpg 左.jpg

右.jpg

今回は展示数も多く このガラス面にも作品を展示しなくてはいけないのですが

ガラス展示.jpg

ワイヤーを壁にタッカーで留めることが出来ないため どうしても額が前に寝てしまうため
方法を皆で、ああでも無い、こうでもない、と知恵を出し合います。
なかなか時間がかかりましたが 無事 綺麗な展示になりました。

ガラス 完成.jpg

最後は 最晩年に描かれた作品 [初雪舞う里] [稲木] [真田の里] [静寂な集落]です。

最晩年.jpg

原田泰治が描く 
[絵本]、[デザイン的な切り抜き重ね絵]、[信州の風景]、[海外を描いた大型作品]、[日本の全47都道府県] と
最晩年の作品まで、展示数 約80点で55年の画業の歴史を辿る展覧会です。

11月6日[日]までと 終了まであとわずかとなりました。
今回東京で開催されていますので
次回の東京での, また東京近郊での展覧会開催は かなり先になると思われますので
東京近郊の皆さまには 是非この機会にご来館いただけます様よろしくお願いいたします。

入り口.jpg

◆原田泰治公式ウエブサイト  https://taiziharada.jp
◆原田泰治ネットショップ  https://taichan80.stores.jp
 


















タグ:展覧会
posted by 原田泰治 at 15:24| 日記