2018年11月28日

真野正美の世界 北国の詩情


今月14日から北海道在住の画家・真野正美さんの企画展が
諏訪市原田泰治美術館で始まった。

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真野さんとは5年前に1通の手紙をいただいた事が交流のきっかけだった。
私の絵に作風が似ていると指摘され、いても立ってもいられず
手紙と作品の資料を私に送り、何か言われるような事があれば筆を折ろうと思ったというのだ。
しかし「真野正美」の世界が既に確立している、真似などではないと感じ
返事の手紙を送らせていただいた。
その時から、いつかこの美術館で真野さんの企画展を実現しようと考えていた。

真野さんの絵を描く技法は独特で、マスキングテープを使う。
小さな草花、細い線にまでもテープを貼りカッターで切り抜き、
そこに透明水彩で着色していく途方もない時間と根気が必要な技法だ。
描きあがった絵は確かな視線ですべてを捉え独特な世界を創りあげている。
それは、北国の空気までも描きこもうとする信念からくるのではないだろうか。

日本は美しい。
二十一世紀の子ども達にふる里のすばらしさを伝える為にも
一枚でも多く北国の四季を描き残してほしい。

posted by 原田泰治 at 09:01| 日記

2018年11月02日

中島潔さん来館される


風の画家・中島潔さんが美術館に来館された。
今企画展で中島さんの作品展が開催されているからである。
作品展は好評で、遠方からのお客さんも多い。
中島さんの幅広いファンが全国にいらっしゃることがわかる。

どのようにしてあのように繊細な線が、
そして女性の表情を表現できるのかなど、聞きたいことがたまっていた。
だから会うなり二人の対談になってしまった。
中島さんも苦労して今日を築いていることが分かった。
体調を崩された時もあったのに、
それを乗り越え作品づくりに没頭している姿に、学ぶことが多い。

風の画家と称したのは、さだまさし君。
不思議に私のことを風の詩人と、水上勉先生が言われた。
二人はそんなところでも画風は全く違うのだが風がつく。

これからも切磋琢磨して作品を描きあげ、残したい。

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posted by 原田泰治 at 14:13| 日記