バス4台で鼎(かなえ)小学校4年生が諏訪市原田泰治美術館に来てくれた。
約130名の生徒は目をキラキラさせながら僕の話を聞いてくれた。
やはり、こうした機会が大切だと思う。
なぜなら、質問の時間になりひっきりなしの質問は僕の想像以上に心打つものばかりであった。
時間になっても次から次への質問に引率の先生が区切りをつけて下さった程であった。
ノートに1人の生徒がサインを欲しいと言うので僕は気軽に書いてしまった。
これがいけなかった。
130人が整列してしまった。
バスの出発時間があり、それでも60人くらいまでサインができた。
あとは学校でコピーするとのこと。本当に申し訳ない。
別れ際、一人ひとりと握手し、缶バッチをプレゼントした。
嵐が過ぎ去ったような静けさの美術館で子ども達の真剣なまなざしが思い出された。

